白川里山 8月撤退作業

2021年8月21日(土)、26日(木)

8月21日を持ちまして、宇治白川の里山定例会活動を終了させていただきました。
19年の間、みなさんに支えて頂きながら続けてきました。
感謝。感謝。感謝です。

子供のころ両親に連れられて通い続けてくれた男の子が大学生となり、今日の撤去作業に来てくれてました。
この青年のご家族からスタッフに感謝の花束をいただきました。色んなことを思いだし、思わず“うるっと”きました。
続けてきて良かったと改めて思いました。🤗
白川里山で皆様の笑顔に出会えなくなりますが、ビオネットの活動は今後とも続きます。
いつか、どこかでお会する日を楽しみしています。
長い間のご支援、大変に有り難うございました。

この休耕田を里山ビオトープとして再生を始めた2003年1月、
長年放置されていた棚田には枯れたカヤ、ススキなどで覆われて、最上段の雑木林は竹林に浸食され、
里山のコナラ、クヌギ、クリ、ウワミズザクラ、カキの木などは、かろうじて生き残っていました。

私たち会員が草刈りをして、耕作地を広げていくと、
貴重な植物、ササユリ、サワオグルマ、サワヒヨドリ、ギンリョウソウ、ミヤコアオイ、リンドウなども芽生えてきました。
会員のみなさんのお陰で、多くの生き物が育ち、野菜などがとれる豊かな里山に甦りました。🦋🌽
そうして多くのご家族が訪れて豊かな自然を楽しんでいただきました。
また、南山城学園さん、迦陵園さん、地球っ子広場さん等も春と秋には里山で1日楽しく過ごしていただきました。
莵道小学校の4年生里山総合学習、宇治支援学校の野外教室として活用させていただいてきました。

環境省の全国一斉里山自然モニタリング調査(鳥類、植物、カヤネズミ、ヤマアカガエル)も15年間続けてきました。
調査データーは環境省に永久保存されています。

みなさんの生き生きとした笑顔が思い出されます。😄
スタッフ一同、皆様との出会いに感謝です。一生の宝物です。💖

いつかまたどこかでお会いしましょう!👍️

最後の白川里山月例会に大勢の人たちが駆けつけてくれました  11年ぶりに成長した娘さんと訪れてくれました 
フジ棚を皆で剪定して撤去をします   長年の間、スタッフに日陰を提供してくれていたフジ棚
草刈りや野菜作りなどをしてきた二人のおじさんは爺さんになりました フジ棚を取り外したらスッポンポン 
今日は、トイレ小屋の撤去はできませんでした キレイな花で皆を楽しませてくれた木々を伐採するのは悲しいよ
チェーンソーで切断をして 調理台や飯台としてお世話になってきた大きな材も廃材となります
お兄さんたちが斧で割ります 初めての薪割りにしては、腰かまえがいいですね
お姉さんやママさん達は、たき火の準備 たき火に点火できました
たき火を初めて見たよ 廃材は焼却処分
おくどさんを解体する高校生 堆肥場の解体は骨が折れる
26日肥え壺の処理をするリーダー、ご苦労さま 26日、環境衛生会社からトイレ掃除に来てくれました
26日、井戸の解体   26日、ロッカーも廃棄処分準備