菟道小学校里山学習
冬の里山はどんなところだろう??
2021年2月26日(金)

冬の里山を観察しよう

毎年1月末に実施をしていた冬の観察会はコロナ禍のために
延び延びになっていましたが、本日なんとか実施できました。

昨年5月に4年生になったばかりの生徒達は、春の観察会はできず秋の里山学習から始めました。
10月に白川里山で観察した生き物たちは、寒い冬をどのように過ごしているかを勉強しました。

スタッフのおじさん・おばさん達は、たき火をつくって生徒達を迎えました。
10人位の6班に分かれ、スタッフに導かれて休耕田や雑木林あるいは竹林に入って、
ロゼットの野草や冬ごもりの昆虫、シカとイノシシの足跡やフン、そしてモグラ塚などに
驚きの声を上げて里山を歩きました。カエル池にはヤマアカガエルの卵塊が見られました。

例年であれば、里山地図作りや焼き芋などもしていましたが、コロナの関係で無くなり、
その分、里山探検の時間を多くしました。

水田や池にはヤマアカガエルの卵とオタマジャクシ、枯れ木や椎茸のホダギの中からは、
クワガタ、ゴガネムシ、ゴマダラカミキリ、そして畑や野原には春の花が咲き始めているなど、
冬と春の里山を体験してもらいました。
最後に記念撮影をして記念品をもらい、今年度の里山学習が終りました。

12時集合で9名のスタッフが集まりました  まだ雨が少し残っている中でスタッフのミーティング 
 13時ちょうどに菟道小学校4年生が白川里山に到着 鞄をテントの中におろして整列、スタッフのお話を聞きました 
棚田2段目の広場で大きなたき火を作りました  10名くらいのグループに分かれてスタッフの引率で里山自然観察が開始 
 棚田1段目の畑に入り観察 棚田の上の方に移動 
 たき火で暖をとります  畑の木にぶら下がっている変なもの?
 小さな水田の中には虫がたくさん  小さな水田の黒い小さなオタマジャクシ
 畑では、早くもイチゴの花が見られたよ 白川里山名物ののアザミがロゼットだよ 
 ギシギシかな?スイバかな? 観察したことを記録します 
 雑木林の中の池には何がいるだろう?  イノシシのお風呂と聞いて、びっくり
 棚田の上にある雑木林も探検 木々はまだ葉をつけていないから、見通しがいいよ 
 大きな木の割れ目に何かが動いているよ 小山の上へ登ります 
 観察が終わって帰ります 里山のおじさんが竹とドングリで作った記念品をもらいました 
早くも 満開の桜 ホトケノザが多かったよ 
 
 今年も白川里山の総合学習が無事に終わりました